ベイビーステップに見るトレード術その1

週刊少年マガジンで連載中のベイビーステップというテニス漫画があります。
2007年から連載が続いている割と息の長い漫画で、2014年には第38回講談社漫画賞少年部門賞も受賞しています。
今年4月からはNHKでアニメ化もされていますね。
僕は中高とテニス部でだったので、テニスは見るのもプレーするのも好きなんですが、経験者(一応)から見てもこの漫画はすごく面白いです。
ベイビーステップには、テニ○の王子様や黒子のバ○ケみたいな、覚醒した主人公が必殺技で大逆転勝利!みたいな展開はありません。
主人公が緻密な分析とメンタルコントロールを中心に強豪たちをなんとか打ち破っていく(たまに負ける)、基本的には地味~なテニス漫画です。
しかし、ベイビーステップで出てくる考え方はビジネスや投資、あらゆる物事に共通するものだと僕は考えています。
主人公のエーちゃんこと丸尾栄一郎には、動体視力の良さを除いては、恵まれた身体や決定的なウィニングショットといった派手な特徴・技はありません。
コントロールが武器の、守備的なオールラウンダーです。(主人公なのに)
しかし、それを補っているのがノートによる戦略分析と、それに基づいたメンタルコントロールなのです。
せっかくなのでFXに絡めて考えてみます。
一番上の画像は最新の32巻から引用したものですが、ベイビーステップにはこのような「リスク」という考え方が頻繁に出てきます。
勝つためにはリスクをとって攻めなければいけませんが、ただ闇雲に攻めるだけでは点を取ることはできません。
そこでエーちゃんは、試合前・試合中の相手について、相手のショットの特徴や、どういう場面でどういうところを狙ってくるかというのをノートに記録し、徹底的に分析して相手に対抗します。
そして、どのような攻め方が最もリスクが低く効果的に点を取れるか、つまりローリスクハイリターンかという視点で試合を組み立てます。
これってFXでも、さらに言えば裁量トレードでもシステムトレードでも同じではありませんか?
バックテストの結果からそのトレード手法に優位性があるか、さらにはフォワードの結果からその手法が現在の相場に通用しているか、通用していないならどこを見直さなければいけないのか...
トレードというのは淡々とそのことを繰り返す、地味な作業なのです。
ベイビーステップにおけるテニスの戦い方も然りで、必殺ショットを一発決めたところで最終的には勝てません。
FX初心者が一発当てて人生大逆転☆ なんてことは基本的にはないのです。
また、エーちゃんの頭の中にもありますが、トレードにしろテニスにしろ、やる上で重要なのは「この戦い方はたぶんうまくいってる...」という心がけです。
これは...と語りたいところですが、長くなりそうなので続きは次回に。
コントロールが武器の、守備的なオールラウンダーです。(主人公なのに)
しかし、それを補っているのがノートによる戦略分析と、それに基づいたメンタルコントロールなのです。
せっかくなのでFXに絡めて考えてみます。
一番上の画像は最新の32巻から引用したものですが、ベイビーステップにはこのような「リスク」という考え方が頻繁に出てきます。
勝つためにはリスクをとって攻めなければいけませんが、ただ闇雲に攻めるだけでは点を取ることはできません。
そこでエーちゃんは、試合前・試合中の相手について、相手のショットの特徴や、どういう場面でどういうところを狙ってくるかというのをノートに記録し、徹底的に分析して相手に対抗します。
そして、どのような攻め方が最もリスクが低く効果的に点を取れるか、つまりローリスクハイリターンかという視点で試合を組み立てます。
これってFXでも、さらに言えば裁量トレードでもシステムトレードでも同じではありませんか?
バックテストの結果からそのトレード手法に優位性があるか、さらにはフォワードの結果からその手法が現在の相場に通用しているか、通用していないならどこを見直さなければいけないのか...
トレードというのは淡々とそのことを繰り返す、地味な作業なのです。
ベイビーステップにおけるテニスの戦い方も然りで、必殺ショットを一発決めたところで最終的には勝てません。
FX初心者が一発当てて人生大逆転☆ なんてことは基本的にはないのです。
また、エーちゃんの頭の中にもありますが、トレードにしろテニスにしろ、やる上で重要なのは「この戦い方はたぶんうまくいってる...」という心がけです。
これは...と語りたいところですが、長くなりそうなので続きは次回に。
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